NLP(神経言語プログラミング)とは「脳の取扱説明書」
NLPとは神経言語プログラミング(Neuro-Linguistic Programming)のことで、英語の頭文字をとってNLPと呼ばれています。また「脳の取扱説明書」と言われることもあります。
始まりは1970年代のアメリカです。ベトナム戦争による兵士のトラウマ解消のために、リチャード・バンドラー、ジョン・グリンダーが、3人の天才と呼ばれるセラピスト(ミルトンエリクソン、バージニア・サティア、フレデリック・パールズ)を研究して共同開発しました。
- ミルトン・エリクソン:催眠療法の専門家
- バージニア・サティア:家族療法の専門家
- フレデリック・パールズ:ゲシュタルト療法の創始者
3人の天才は、精神科や他のセラピストでは手に負えない状態の患者に対して成果を出しているセラピスト達でした。
そのため「人の思考、感情、行動がどのように生まれるか?」「どのようなメカニズムで人の心は変化するのか?」を知り尽くしていたのです。
こうした天才達の協力に基づき、思考(Neuro)、言葉(Linguistic)、行動(Programming)のパターンを研究し体系化したからこそ、セラピーだけにとどまらず、目標達成やコミニュケーション、人としての変化(自己改善・自己成長)に使えるものとして活用されています。